葬儀について

投稿者:藤﨑 榮子

盆提灯について

盆提灯について

今回は、お盆に飾る提灯、「お盆提灯」についてお話させていただきます。

お盆とは、ご先祖様が7月~もしくは8月13~16日に浄土から地上へ戻られると考えられています。
ご先祖様を一年に一回、家にお迎えし一時を共に過ごすことにより、ご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養します。
日本で初めてお盆が行われたのは西暦606年といい、聖徳太子の時代にはすでに行われた伝統的な日本の風習となります。

『盆提灯とは?』
盆提灯とは、お盆に先祖の霊を家にお迎えするための灯火のことを指します。
お盆は、浄土で暮らしているご先祖様をお家に招待し、仏様や先祖の恩に感謝をする1年に一度の行事になります。
また、盆提灯は家にお迎えするための目印のような役割でもあります。

『盆提灯の種類』
お盆に使う提灯には大きく分けて床置きと吊すタイプの提灯の2タイプに分かれます。

床置きの提灯は、昔ながらの形となる三脚型デザインの提灯が基本となります。
木製だけでなく、人気がある光が回転するタイプもあります。

最近主流になってきているモダンな提灯も基本は置き型が主となりますが、床置き型からコンパクトなミニ提灯など現代の生活様式にあったものが好まれております。

以上、お盆提灯についてご説明させていただきました、ご不明な点などございましたら「博愛社」へ何なりとお申し付けください。

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