
葬儀の補助金を調べると、葬祭費、埋葬料、家族埋葬料、葬祭扶助など似た言葉が多く、どれがご自身に関係する制度か分かりにくいと感じる方は多くいらっしゃいます。最初にするべきことは、故人さまが亡くなられた時点でどの保険に入っていたか、そして生活保護を受けていたかどうかを確認することです。ここが分かると、申請先や必要書類、手続きの進め方が整理しやすくなります。本記事では、それぞれの制度の違いを分かりやすく整理しました。
この記事のまとめ
葬儀の補助金はひとつではなく、故人さまが加入していた保険や生活状況によって、利用できる制度が異なります。国民健康保険や後期高齢者医療制度では葬祭費、会社の健康保険では埋葬料・家族埋葬料、生活保護を受けている場合は葬祭扶助が関わります。まずは故人さまの加入保険を確認し、申請先や必要書類を早めに整理することが大切です。
生活保護が関わる場合は、自己判断で手配を進める前に福祉事務所へ相談しましょう。制度の違いを正しく知っておくことで、葬儀後の手続きや費用面の不安を減らし、落ち着いてお見送りの準備を進めることができます。
執筆者

株式会社 博愛社
代表取締役 社長
村上 武白
「心からのおもてなしと日本一信頼される葬儀社」という理念のもと、2020年に株式会社博愛社 代表取締役社長に就任しました。ご家族にとって大切な時間であるお見送りの場を、安心して任せていただけるよう、「お客様に寄り添う姿勢」を何よりも大切にしています。一人ひとりの想いに耳を傾けながら、それぞれのご事情に合わせた最適なご提案を行うことを信条としています。これまで培ってきた経験と知識をもとに、さいたま市や周辺地域の皆さまに役立つ情報を提供いたします。
執筆者

株式会社 博愛社
代表取締役 社長
村上 武白
「心からのおもてなしと日本一信頼される葬儀社」という理念のもと、2020年に株式会社博愛社 代表取締役社長に就任しました。ご家族にとって大切な時間であるお見送りの場を、安心して任せていただけるよう、「お客様に寄り添う姿勢」を何よりも大切にしています。一人ひとりの想いに耳を傾けながら、それぞれのご事情に合わせた最適なご提案を行うことを信条としています。これまで培ってきた経験と知識をもとに、さいたま市や周辺地域の皆さまに役立つ情報を提供いたします。
葬儀の補助金とは?まず確認したい制度の違い


葬儀に関する公的な支援は、ひとつではありません。故人さまが国民健康保険や後期高齢者医療制度に入っていた場合は「葬祭費」、会社員やそのご家族で健康保険に入っていた場合は「埋葬料・家族埋葬料」が支給されます。生活保護を受けている場合は、これらとは別に「葬祭扶助」の考え方で進みます。同じ補助金のように見えても、申請先も目的も違うため、最初の確認が大切です。ご自身がどれに該当するかは、故人様の保険証や資格確認書、勤務先の保険情報が分かるもので確認しましょう。
| 主な制度 | 主な対象 | 申請・確認先 |
|---|---|---|
| 葬祭費 | 国民健康保険・後期高齢者医療制度の加入者 | 市区町村の保険年金課窓口 |
| 埋葬料・家族埋葬料 | 会社の健康保険の加入者や被扶養者 | 勤務先または健康保険組合 |
| 葬祭扶助 | 生活保護を受けている方など | 福祉事務所 |
葬儀の補助金は誰が申請できる?
申請できる人は、制度ごとに少しずつ違います。さいたま市の葬祭費は、一般に葬儀を行った方が対象です。会社の健康保険では、故人さまに生計を維持されていた方が埋葬料の対象になり、その条件に当てはまらない場合は、実際に埋葬を行った方に「埋葬費」が支給されることがあります。
申請者、領収書、振込口座の名義がばらばらだと申請時に確認に時間がかかることがあるため、できるだけそろえることも手続きを進めるためのポイントです。
- 故人さまの保険証の種類を確認する
- 領収書の宛名を実際に葬儀を行う方と補助金の申請者でそろえる
- 振込先口座も同じ名義で準備する
- 生活保護に関わる場合は先に福祉事務所へ相談する
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補助金以外に確認したい弔慰金・保険金
葬儀費用に使用できる補助金は、葬祭費や埋葬費だけではありません。勤務先から弔慰金が出る場合や、生命保険・共済の死亡保険金が受け取れる場合もあります。ご葬儀の費用の不安があるときは、受け取れる可能性があるものを先に洗い出しておくと、無理のない葬儀の形を考えやすくなります。特に、保険証券や会社の福利厚生の案内は見落としやすいため、葬儀後の落ち着いた時点でご家族どうしで確認しておくと安心です。
- 勤務先の弔慰金
- 生命保険の死亡保険金
- 共済の給付金
- 故人さまの加入保険に応じた公的給付
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生活保護葬とは?一般的なご葬儀との違い
生活保護葬は、一般的には葬祭扶助を利用して行う、必要最小限のお見送りを指します。生活保護受給者が亡くなった際、経済的理由で葬儀費用が出せない場合に「葬祭扶助」制度を利用し、自己負担実質0円で火葬のみ(直葬)を行う葬儀です。お通夜・告別式は行わず、火葬費や搬送費など最低限の費用が支給されます。
- 希望に応じて形式や内容を決める
- 通夜・告別式を行うこともある
- ご家族の負担を含めて費用を検討
- 福祉事務所の確認を受けて進める
- 必要最小限の内容の火葬式が基本
- 費用は基本的に扶助の範囲内
さいたま市における葬祭費の支給額上限
| 項目 | 大人 | 小人 |
|---|---|---|
| 金額 | 222,000円以内 | 177,600円以内 |
生活保護を受給している場合の葬儀費用は?
故人さま、または葬儀を行う方が生活保護を受けている場合は、まず福祉事務所へ相談することが最優先です。対象になると、葬祭扶助によって最低限必要な葬儀費用が公費でまかなわれる場合があります。ただし、すべての費用が自由に認められるわけではありません。先に葬儀社へ依頼してから相談すると、扶助の対象外になるおそれもあるため注意が必要です。費用面が不安なときほど、手配前の確認が重要になります。
生活保護の葬祭扶助で対象になる費用・ならない費用
葬祭扶助は、必要なすべてを自由に選べるのではなく、最低限必要な項目を支援してくれる制度です。一般に、搬送、安置、棺、火葬、骨つぼなどに関わる費用が中心になりやすく、会食、返礼品、宗教者へのお礼、祭壇の飾り込みなどは対象外です。内容は状況によって確認が必要ですが、どこまで認められるかは福祉事務所の案内を確認しましょう。


アイス




骨箱

告別式






搬送

安置
葬祭費、埋葬料・家族埋葬料と葬祭扶助の違い
これらの制度はどれも葬儀後のお金に関わるものですが、葬祭費や埋葬料・家族埋葬料は、加入している医療保険から支給される給付です。一方葬祭扶助は、生活に困っている方の葬儀を支える生活保護制度の一部です。
どの補助金が対象になるのかは、申請先と条件を分けて考えることが大切です。
- 医療保険制度にもとづく給付
- 主な確認先は市区町村や健康保険組合
- 加入保険に応じて支給内容が異なる
- 葬儀後に申請するケースが多い
- さいたま市の葬祭費は5万円、協会けんぽの埋葬料も5万円
- 生活保護制度にもとづく扶助
- 主な確認先は福祉事務所
- 生活状況に応じて利用可否を判断
- 葬儀を手配する前の相談が重要
- さいたま市の葬祭扶助は大人222,000円以内、小人177,600円以内
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葬儀社に相談するときに伝えておきたいこと
葬儀社へ相談するときは、亡くなられた場所、安置先の希望、宗教の有無、参列人数の見込み、加入保険、生活保護の利用有無を先に伝えると話が進みやすくなります。費用が気になる場合は、総額だけでなく内訳まで確認することが大切です。
| 相談時に伝えたいこと | 確認したいこと |
|---|---|
| 亡くなられた場所・現在地 | 搬送の流れと安置先 |
| 希望する形式 | 火葬式・一日葬・家族葬の違い |
| 加入保険・生活保護の有無 | 申請や事前相談の要否 |
| ご予算 | 総額と追加費用の出やすい項目 |
| 費用の目安 | さいたま市の金額の目安 |
|---|---|
| 火葬料(浦和斎場・大宮聖苑の大人料金) | 市内居住者7,000円、市外居住者56,000円 |
| 直葬火葬式 | 20〜40万円前後 |
| 一日葬 | 30〜100万円前後 |
| 二日葬(家族葬) | 60〜200万円前後 |
博愛社の料金プラン
| 家族葬/一般葬プラン | 約348,000円~(税抜) |
| 一日葬プラン | 約248,000円~(税抜) |
| 火葬式プラン | 約128,000円~(税抜) |
| 生活保護葬プラン | 0円~(税抜) |
博愛社では、さいたま市で66年にわたり年間1,000件以上のご葬儀をお手伝いしてきた経験をもとに、24時間体制で状況整理からご案内しています。最寄駅から徒歩5分圏内の貸切自社ホールもあり、ご家族だけで落ち着いてお別れしやすい環境を整えています。

ご葬儀の前後を一貫して担当者がご案内
博愛社では、事前相談から葬儀当日の進行、葬儀後に必要なお手続きまで、一つの窓口でご相談いただけます。自社スタッフが対面相談から見積もり、葬儀後のサポートまで一貫して対応し、初めての方でも状況を整理しながら準備を進めていただけます。各種手続きや相続、不動産、遺品整理まで相談できる体制も整えています。
さいたま市に根ざした豊富な実績
博愛社は、さいたま市で創業66年の実績があり、年間1,000件以上のご葬儀をお手伝いしています。浦和・南浦和・大宮など地域に自社式場を持ち、さいたま市内の行政や制度の事情にも沿ったご案内が可能です。葬祭費や葬祭扶助など、さいたま市の補助金に関わる内容も、実際の葬儀の流れに合わせてご案内いたします。


費用の負担を抑えられる安心の会員制
博愛社の会員制度「オーロラクラブ」は、入会金5,500円(税込)をお支払いいただくだけで、年会費・月会費は永年無料で、各種特典をご利用いただけます。
・メモリアルDVD
・メモリアルコーナー
・メッセージカード
・出棺花束
などを無料でご用意させていただくほか、オーロラ・ホール、アネックスオーロラの式場使用料が無料となり、費用面の不安を抑えながら、駅徒歩5分以内の貸切の会場でお見送りをしていただけます。
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葬儀の補助金についてよくある質問

葬儀の補助金は申請しなくとも自動でもらえますか?

いいえ。多くの制度は自動では支給されません。対象になる場合でも、申請しなければ受け取れないことがあるため、加入保険と申請先を早めに確認することが大切です。
書類不足で再提出になることもあるため、事前に必要なものを確認しておくと安心です。

葬祭費と埋葬料は両方もらえますか?

葬祭費と埋葬料は併給はできません。基本的には、故人さまが加入していた保険制度に応じて、対象となる給付が決まります。国民健康保険や後期高齢者医療制度では葬祭費、会社の健康保険では埋葬料や家族埋葬料が支給対象になるため、まずは加入していた保険を確認しましょう。

さいたま市の葬祭費はいくらもらえますか?

さいたま市の国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入していた方が亡くなられた場合、葬祭費として5万円が支給されます。申請は葬儀を行った方が行い、必要書類をそろえて市区町村の窓口で手続きを行います。

生活保護を受けている場合、葬儀はどこに相談すればよいですか?

生活保護が関わる場合は、葬祭扶助の対象になるかを確認するため、福祉事務所への相談が大切です。葬儀社へ相談する場合も、生活保護を受けていることを早めに伝えておくと、必要な確認先や進め方を整理しやすくなります。状況によって対応が異なるため、自己判断で進めず、福祉事務所と葬儀社の両方に確認しながら進めると安心です。

葬祭扶助ではどこまでの費用が認められますか?

葬祭扶助は、必要最小限のお見送りを支える制度です。搬送、安置、棺、火葬、骨つぼなどの費用が対象になりやすい一方で、通夜や告別式、返礼品、料理、宗教者へのお礼、生花祭壇などは対象外になることが多いです。実際に認められる範囲は状況によって異なるため、福祉事務所への確認が必要です。
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まとめ
葬儀の補助金を考えるときは、まず故人さまの加入保険と生活保護の有無を確認し、葬祭費、埋葬料・家族埋葬料、葬祭扶助を分けて考えることが大切です。
制度の違いが分かると、相談先や準備する書類も整理しやすくなります。費用は補助金だけで決めず、相場や見積もりの内訳まで確かめながら、ご家族に合った形を選ぶことが安心につながります。突然のご不幸で何から始めればよいか迷うときも、落ち着いて順番に整理していきましょう。博愛社では、費用のご説明だけでなく、その後の手続きも見通しを立てながらご相談を承っています。
ご不安なことがある方は、お気軽に博愛社にご相談ください。
監修者

株式会社博愛社
マーケティング本部 主任
藤﨑 榮子
株式会社博愛社のマーケティング本部主任。全国葬祭業協同組合の事前相談員、1級葬祭ディレクター、終活カウンセラーの資格を持ち、ご葬儀に関する不安や疑問に寄り添う相談対応を行っています。1500件以上の葬儀施工経験と専門知識をもとに、葬儀を考える方が安心して判断していただけるよう監修しています。
監修者

株式会社博愛社
マーケティング本部 主任
藤﨑 榮子
株式会社博愛社のマーケティング本部主任。全国葬祭業協同組合の事前相談員、1級葬祭ディレクター、終活カウンセラーの資格を持ち、ご葬儀に関する不安や疑問に寄り添う相談対応を行っています。1500件以上の葬儀施工経験と専門知識をもとに、葬儀を考える方が安心して判断していただけるよう監修しています。

