返礼品・お礼状

法事とは故人様の四十九日、一周忌、三回忌などのタイミングに合わせて行う法要のことです。参列者からお香典を頂くことが多く、お香典を受け取った側はお礼や感謝の意味を込めて「法事のお返し」の品物を贈るのが古くからの慣習です。

法事のお返しのマナー

法事や法要の際にお返しや引き物を送る際には、マナーを守ることが重要です。以下に、失礼がないようにするための法事や法要のお返しに関するマナーをご紹介します。

お返しの金額相場

法事のお返し（香典返し）の金額相場は、一般的に頂いた香典の「3分の1から半額程度」が目安とされています。例えば、5,000円の香典を頂いた場合、1,500円から2,500円程度のお返しをすることが多いです。ただし、地域や家族の習慣によって異なる場合がありますので、親族や葬儀社に相談してみるのもよいでしょう。

お返しを送る時期

四十九日法要の場合
- 四十九日法要が終わった後に送るのが一般的です。四十九日法要後の1～2週間以内に送るのが目安です
一周忌や三回忌などの法事後
- 初回の法要（四十九日法要）以外にも、一周忌や三回忌のような大きな法事の後にお返しを送ることがあります。この場合も、法要後の1～2週間以内が目安です。
  ※当日法要の席でお返しを直接渡す場合は、その場で感謝の気持ちを伝えることができるため、お礼状は必要ありません。